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（プロローグより）
本を読まなかった人が本書いちゃうぞ。第二弾。

　昨年(17年)11月、若草通で毎年開かれている「Zine it」というイベントを機に書いた「独女が一軒家を買った話」という自伝。イベント後も自分のアトリエやネットなどで販売を続け、話の舞台にもなった一階のカフェnicolさんにも置いてもらい、たくさんの方の手に取っていただきました。

お陰様で一年間でなんと約　冊の発行しまして。ちょっとビックリしています。

　そこで、調子に乗って独女シリーズ第二弾を作っちゃおうと。相変わらずたくさんの本を読むタイプではないのですが、本の関心度は以前よりレベルアップしたのですよ。電子書籍だけでなく本を購入したり、クラウドファンディングで支援いただいた方にストーリーを作っていただき、「世界で一冊だけの絵本」を作らせてもらったりと、この１年間で本と触れ合う時間が増えています。(ドヤ)
今回のテーマは「メンタル」。

　とにかく私は落ち込みやすいです。
　多分SNSなどで私を知ってくださってる方は「そうかな？」とお思いになると思うのですが、HSP（生まれつき「非常に感受性が強く敏感」な気質もった人の事）の性質を持っている私は、幼いころから生きづらさを感じており、同時にそれをできるだけ人に悟られないよう生きてきました。ですが、
　
社会人になってから、自分でも症状を抑えられなくなっちゃったんです。

　自律神経失調症や抑うつ神経症で働くことが困難になり、ただただ寝たきりの無気力な生活を送っていた時期もありました。当時は拒食症になりかけ、自傷行為が止まらなかったり、薬の副作用が出てしまったり・・・、そりゃもういろんな人に迷惑も心配もかけてしまいました。
　そんなどん底の月日を経ながら、自分を知り、環境を変え、男女問わず自分の個性を受け入れてくれるパートナーと出会い、なんとか今、そこそこ前向きに生きていけてます。とは言え、今も道のりの途中ですので、精神的なつながりが近くなればなる人ほど今も迷惑かけまくってますが・・そこは一旦置いといて。

自分のメモは誰かのメモにもなるはずだ。

　昔ほどじゃありませんが、今もあらゆるシーンで無気力になったり、閉鎖的になったり、過呼吸になったりと、メンタルがもたらす厄介な症状は出てしまいます。
　結構極端な人間なんでね。全力で喜んで全力で落ち込む、浮き沈みの激しい性格です。これまでは「それが私だ！」と思い込んでいましたが、最近痛感していることは・・・

今の私、エネルギーの無駄遣いだらけやわ（笑）

　精神的にゆとりのある時間を過ごしたいから、余裕のない時間を一分一秒でも過ごしたくない私が、少しでも早くメンタルを上げるために綴り続けたメモを、今回項目別でいくつかまとめてみました。
　真面目なことやごもっともなことは、本屋さんで売ってる本が散々述べていると思います。あくまで自己流・自己満の本なので、読んでくださる方にどこまで効果的に伝えられるか分かりませんが、タニカワ流メンタル安定術を、自分の整理がてらお伝えしたいと思っています。